胸のしこり
皆さんこんにちは! お元気でいらっしゃいますか? もうすぐ春です! これから畑仕事が楽しみですね。
皆さん、胸にしこりが残ってはいませんか? あのときあこがれの人に振られちゃったとか、あるいはあのときあの人にあんなこと言わなきゃよかったとか・・・。そのような「しこり」なら、私はいっぱいあります・・・(汗)(振られたのも含む)。
胸のしこりって、なかなか癒えませんね。でも時間が思い出を風化させてくれますし、ときには美化させてくれることもありますからネ。人生、捨てたモンじゃありませんから、前向きに行きましょう、前向きに!
しこりといえば、ホントのしこりもありますね。
木村「エラさん、じゃ、また来月。お大事に!」
エラ「先生、・・・」(と、出口のところで立ち止まっている)
木村「エラさん、いかがなさったんですか、私の顔なんか見つめて(メロンパンのカスがまた口に付いていたかな・・)」
エラ「先生、私のおっぱい、こわい?」
木村「(戸惑う)いいえ、別にこわくなんかありませんよ!(何のことかな)」
エラ「先生、わっち、ババになったらおっぱいおっきくなってまって恥ずかしくて・・・。若い頃は胸なんて全然なかったのに・・・。若い頃大きかったら、ジジよりもいい男といっしょになれたかもわがんねぇのにねぇ・・・。先生、こんな大きいおっぱい、こわくて触りたくないしょ?」
木村「(さらに戸惑う) いやいや、仕事ですからこわいことなんてありませんヨ!」
エラ「先生、わっち、言えなかったんだども、わっちの右の胸にしこりがあるエンタ(しこりがある感じがする)。」
木村「なあんだ、そういうことですか! 拝見してみましょうか。」
エラ「(顔面蒼白) 先生、わっちの胸を触るんだか! ジジ!! 助けてけれ!(と待合室に向かって叫ぶ)」
ジジ「(診察室に飛び込んできて)院長! オレのババに何すんだ!! ・・・・・・。なんだ、ババ、ちゃんと服着てるんでネェか。」
木村「(あわてて)いえいえ、外来の助手がちゃんとそばにいますから大丈夫ですよ! ほら、隣にいるでしょ、女の人が。」
エラ「あ、あんたがそうか。ジジ、大丈夫だ。おめぇ、あっちサ行ってていい。先生、じゃ、触ってけれ。触り放題だ。」
木村「(別にそういうことじゃないんだけどナ) じゃあ拝見しますね。横になって下さい。(胸を診察する) ああ、なるほど、ここに小さなしこりがありますね。1センチくらいの。」
エラ「痛え! ・・・先生、大丈夫か? 癌でねぇべか?」
木村「どうですかねー。押すと随分痛いですし、癌とは違うんじゃないかな。でも、月に一遍、胸の専門家が来ていますから診てもらいましょうネ。そうすれば安心です!」
エラ「先生、その先生、うちのジジよりもいい男か?」
木村「・・・・・・・。」
女性はお風呂にはいるときに普段から時々胸にさわってしこりがないかを確かめておくといいですね!
ご心配なときには医師や看護師にひと声おかけ下さいね。
ではまた。