総合診療専門研修プログラム

総合診療専門研修プログラム『松前塾~ルーラルジェネラリストへの道』について

本研修プログラムが目的とするのは、高い医療水準と職業規範を持ち、都会や地方で即戦力となる総合診療医を養成し、我が国の地域医療に貢献することです。

研修プログラムを行う主な施設である松前町立松前病院は都市(函館市)から95㎞、車で2時間離れた遠隔地にあり医療圏人口約12000人で唯一の入院施設である松前町立松前病院を基幹病院として、急性期専門各科やER型救急を有する地域センター病院、他地域の地域医療を担う病院・診療所と連携・協働し全人的医療を展開しつつ、自らのキャリアパスの形成や地域医療に携わる実力を身につけていくことができます。

総合診療専門研修プログラム「松前塾~ルーラルジェネラリストへの道」(PDF:431KB)
総合診療専門研修プログラム「松前塾~ルーラルジェネラリストへの道」パンフレット(PDF:4.8MB)
別添1 専門研修プログラムの概要と診療実績(PDF:500KB)
 

本研修プログラムの目標

・病院・診療所などで活躍する高い診断・治療能力を持つ総合診療専門医を養成する。
・患者を問わず、どのような訴えで来院されても初期対応し可能な限り地元での継続診療を行い、必要であれば、高次医療機関へ適したタイミングで搬送を決定する」ことができるような、地域で必要とされる医療に関心を有する医師(rural generalist)を養成する。
 

本研修プログラムの特徴

本研修プログラムでは、①総合診療専門研修Ⅰ(外来診療・在宅医療中心)、②総合診療専門研修Ⅱ(病棟診療、救急診療中心)、③内科、④小児科、⑤救急科の5つの必須診療科と選択診療科で4年間の研修を行います。

これらの研修により、
 1)包括的統合アプローチ
 2)一般的な健康問題に対する診療能力
 3)患者中心の医療・ケア
 4)連携重視のマネジメント
 5)地域包括ケアを含む地域志向アプローチ
 6)公益に資する職業規範
 7)多様な診療の場に対応する能力
という総合診療専門医に欠かせない7つの資質・能力を効果的に修得することが可能になります。

また、本プログラムの大きな特色として挙げられるのは、外来医療の継続性に重きを置いているところです。松前町立松前病院での継続外来(総合診療専門研修Ⅰ)を18ヶ月にわたって行います。このことにより、研修医は総合診療医としての継続性の重要性を実感できるでしょう。

もうひとつの特色は病棟研修の重視。計24ヶ月の病棟研修(総合診療専門研修Ⅱ、内科研修、小児科研修、救急科研修)が必修となっています。さらに高齢化社会に対応すべく老年医学も重点的に学ぶことができます。

私たちは総合診療医になって各地のプライマリ・ケアに貢献することを目指す若き医師、あなたがいらっしゃるのをお待ちしています。
 

研修内容

松前町立松前病院総合診療科を基幹施設とし、地域で地域医療の最前線を担う役割を果たしている連携施設ローテートすることにより、多彩で偏りのない充実した研修を行っています。

総合診療専門研修Ⅰ

●研修期間:18ヶ月
●研修施設:松前町立松前病院総合診療科
 

総合診療専門研修Ⅱ

●研修期間:6ヶ月
●研修施設:砂川市立病院総合内科または市立美唄病院総合診療科
 

必須領域別研修

●研修期間:内科研修12ヶ月、小児科研修3ヶ月、救急科研修3ヶ月
●研修施設:以下のそれぞれから選択
 内科研修/市立函館病院内科、砂川市立病院内科、江別市立病院内科
 小児科研修/市立函館病院小児科、町立厚岸病院小児科、広域紋別病院小児科
 救急科研修/市立函館病院救急科、函館共愛会病院救急科、砂川市立病院救急科、札幌徳洲会病院救急科、
       札幌東徳洲会病院救急科、湘南鎌倉総合病院救急科、湘南藤沢徳洲会病院救急科
 

選択領域別研修

●研修期間:合計6ヶ月
●研修科:外科・整形外科・産婦人科・脳神経外科・泌尿器科・精神科・緩和ケア科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科
●研修施設:基幹施設及び32箇所の連携施設から選択
 (詳細は総合診療専門研修プログラム「松前塾~ルーラルジェネラリストへの道」をご覧ください。
 

ローテーションの一例

ローテーションの一例
 

研修の流れ

専攻医は定められた到達目標を常に意識しながら、また年次修了時毎の目標とする修練プロセスに到達できるよう研修を進めていきます。

本研修プログラムを構成する様々な研修の場において、よくある疾患や症候をくり返し経験し、総合診療の実践において必要とされる各専門科の知識を学び、さらには検査・治療手技を経験してゆく中で確実に診療能力を向上させていき、多くの一般的な健康問題に対して自ら判断し対応・実施できることを目指します。

各年次修了時の目標

年次 研修目標
1年次修了時 患者の情報を過不足なく明確に指導医や関連職種に報告し、健康問題を迅速かつ正確に同定できる。
2年次修了時 診断や治療プロセスも標準的で患者を取り巻く背景も安定しているような比較的単純な健康問題に対して的確なマネジメントを提供することができる。
3年次修了時 多疾患合併で診断や治療プロセスに困難さがあったり、患者を取り巻く背景も疾患に影響したりしているような複雑な健康問題に対しても的確なマネジメントを提供することができ、かつ指導できる。
4年次修了時 3年次修了時までに得られた診療能力をさらに高めるとともに、地域で必要とされる医療に関心を有し、研修修了後も患者・環境を問わず総合診療を実践してゆく基盤を形成することができる。

 

指導医

病院長職務代理者 病院長 八木田 一雄
副院長 吉野 光晴

指導医の経歴・プロフィールはこちらから
 

募集要項

応募資格 2年間の初期臨床研修を修了または修了見込みの医師
募集期間 毎年12月末まで
※期間内でも採用定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
募集定員 2名
選考方法 提出された書類の審査及び面接試験
採用試験日 随時
応募方法 下記書類を郵送で提出してください。
1.履歴書(市販のもの、写真貼付〔自筆のもの〕)
2.医師免許証の写し
3.パーソナル・ステイトメント(志望の動機、自分の将来への展望〔任意様式〕)
4.初期研修先の研修委員長もしくは指導医からの推薦状
そ の 他 採用決定の場合、採用通知送付後、2週間以内に確約書を提出していただきます。
提出先及び問い合わせ 〒049-1593
北海道松前郡松前町字大磯174番地1
松前町立松前病院 事務局
TEL:0139-42-2515
FAX:0139-42-2516

 

処 遇

研修期間 4年
身  分 常勤医(正職員〔地方公務員〕)
給  与 1年次 月額40万円
2年次 月額45万円
3年次 月額50万円
4年次 月額55万円
※賞与は人事院勧告による
保険の適用 健康保険、共済年金
有給休暇 年間15日~20日 (夏季休暇、特別休暇有)
学会参加 可(参加費用は年間50万円まで支給)
宿  舎
敷地内医師住宅の貸与(有料)または、近隣の民間住宅を紹介(有料)
赴任手当 20万円まで支給
当  直 月5回前後(当直手当 2万円/回)
(週末のうち第1~4週は、土曜の朝から日曜午後2:30まで外部医師による当直応援有り)

 

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