医療コラム

病院の上手な掛かり方

町広報「まつまえ」22年8月号掲載

みなさん こんにちは! 松前病院の夏目で~す。今月のテーマは、「病院の上手な掛かり方」です。

①待ち時間を減らす秘訣

・混雑する曜日、時間帯を避ける
月曜日の午前が一番混みます。担当が院長先生と八木田先生なので定期受診の患者さんが多いのに加えて、週末に体調を崩した方が受診することとに原因があるようです。他、整形外科や耳鼻科、眼科外来の日も混雑します。午後は比較的空いているのでお勧めです。

・朝一番の受付を避ける
朝一番には、短い時間に大勢の方が受付をします。一時間に診ることのできる患者さんの数は六人から多くても十人くらいなので、ちょっとした受付時間の差で待ち時間が一時間以上も違ってしまうことがあります。十時以降の受付が良いことも・・・。

・担当医が忙しそうな時は他の先生に診てもらう
いつも同じ先生の診察を受けることは良いことです。でも患者さんが集中するあまり、午後二時、三時まで外来が続くことがあります。普段と違う医師を受診しても、カルテの記録がありますので心配は不要です。

・検査結果は次回の受診時に聞くようにする。
その日に結果を見る必要のない場合もありますので、担当医にお尋ねください。

②体調が悪いとき
担当当医でなくても遠慮せず受診してください。必要があれば担当医と連絡を取りながら治療しますので、ご安心ください。また、症状が重い方は優先して診察しますので、遠慮せずに外来受付で申し出てください。

③ その他
急な病気ではなくて初めて掛かるとき、じっくり相談したいことがあるときや、他の病院から紹介で受診する時。こんな時は診察に時間が掛かりますので、午後の受診をお勧めします。

松前病院は「より信頼され、愛される病院」を皆様とともに目指しています。わからないことがあれば遠慮なく職員にお尋ねください。また、病院玄関左手にご意見箱がありますので、ご活用ください!

内科医長 夏目 寿彦