医療コラム

待合室実況中継

町広報「まつまえ」23年11月号掲載

皆さんこんにちは! すっかり寒くなりましたが、私はまだ自作ビニールハウスでねばっています。
さて、皆さんおなじみ町立病院の待合室では、いつもさまざまな会話が繰り広げられているんですよ。

Aかあさん「かあさん、久しぶりだねぇ」

Bかあさん「そうだ。元気であったの?」

A「まずまず。血圧で院長先生にかよってらの」

B「ワシは八木田先生のとこサむったり通ってらの。娘サかたって来たんだ(娘
に連れてきてもらったんだ)」

A「10時半の予約なんだども、まだ呼ばれねぇ。もう11時半だ。いつも待ち時間
が長くって(なげくって)わがんねぇ」

B「ワシは八木田先生だから予約はねぇけど、結構早ぇ(はえぇ)。したども、
みーんな八木田先生にかかりたいとこで、2,3時間待つのは仕方ねぇと
思ってら。こったらいい先生、どこ探してもいないはんで。男前だしのぉ」

A「なしに(どうして)予約なのにこんなに待たせるんだべねー。畑の話でもして
るんでねえべか。ワシは今日は血圧高ぇ(たげぇ)こどど、あだまやみのこど
ど腰のこどど膝と肩の注射と便秘のこどど脚のしびれのこどで診てもらわね
ばなんね。病院のバスにも間に合わせねば」

B「・・・・・・・。院長先生が来てからもう何年になるべか」

A「この間、丸6年になるってしゃべったった」

B「歳はいくつくらいなんだべね」

A「還暦ぐらいでねぇか。髪も薄いし白いし」

B「そんなに歳取ってねぇんでねぇか?こないだ普通の服着てたら、たいした
若く見えたはんで。普段は50代後半に見えるども」

木村(この会話が聞こえてしまった)「(ガーン・・・・・。本当は東京オリンピック
の年(昭和39年)に生まれたのに・・・・)」

A「あ、やっと診察が終わった。あ! 隣の母さん、車椅子サ乗って出てきた。
ずいぶん具合悪そうだ・・・。これだも時間かかるワ。」

B「院長先生今度はおしっこが漏れそうだって、走って行ってマッタ。医者もゆ
るぐねぇのぉ。しょうかち(ぼうこう炎)になってまるのぉ」
待ち時間が短くなるよう、頑張ります! ではまた。

院長 木村 眞司
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