医療コラム

口がいたい、舌がいたい

町広報「まつまえ」22年1月号掲載

新年あけましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
お餅、80歳以上の方はお気をつけ下さいね。のど詰まりする方も多いですから、1センチ角ぐらいに小さく切ってお食べ下さい。

さて、皆さん口の中がいたくなったことはありませんか? 私などは口の中や舌の先、舌の横によく「口内炎」ができます。これは正しくは「アフタ」とか「アフタ性口内炎」といいます。そうそう、舌先や歯ぐきに直径5ミリ前後の赤く掘れたようなのができて、すごくいたいヤツですね。あれは医学的には原因不明なんですよ。舌やほっぺたをかんだあとにもできますけどね。私は2週間ぐらい我慢して、治るのを待つことにしています。塗り薬や貼り薬も一応ありますが、私は信じていません。欲しい方にはお出ししていますが・・・。
口のいたいのは他にもありまして、

シラカミ「先生、このベロいでぇの、なんとかならんべか」
木村「あー、シラカミさん、舌のどこらへんがいたいんですか?」
シラカミ「どごもなにも、全部いでえ」
木村「全体なんですね。どんなときにいたいんですか?」
シラカミ「とおし(ずっと)いでぇ」
木村「そうですか・・・。ちょっと舌を拝見しましょう。あーん。」
シラカミ「あー・・・」
木村「シラカミさん、立派な入れ歯ですねぇ。」
シラカミ「そうだ。じぇんこ余計かかったった(お金がいっぱいかかった)」
木村「・・・・。舌がいたいのは入れ歯のせいかもしれませんねぇ。」
シラカミ「おお、ほうか。もうちょっと高ぇのつくればいがったかのぉ。」
木村「いや、そういうんじゃないんですけど、入れ歯が入っていると口の中に酵母菌が生えやすいんですよ。その酵母菌のせいでいたくなるんです。」
シラカミ「おお、ほうか。酵母菌はあそこに生えるんでねがったか。」
木村「(う・・・・、シラカミさんはちゃんと『広報まつまえ』を読んでるんだな・・・) いや、口も含めて、からだのあっちゃこっちゃに生えるんですよ。」
シラカミ「どうでもいい。治る薬、出してけれ。」
木村「わかりましたぁ。口をゆすいでそのあと飲み込む、いい薬をお出ししておきますね!」
シラカミ「先生、あんたの好きなメロンパンも、酵母菌サ使って作るんでねぇのか。」
木村「・・・・(やっぱり『広報まつまえ』を読んでいる・・・)・・・・。」

というわけで、口や舌のいたい方、酵母菌に対する薬が効くことも結構ありますので、お困りの際は是非おかかり下さいね。
ではまた。

院長 木村 眞司
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