医療コラム

あたまやみ

町広報「まつまえ」18年2月号掲載

頭痛のお話しです。
頭痛ほど皆さんに身近な健康問題はないのではないでしょうか。日に日本人の約3人に1人は頭痛持ちといわれています。人知れず頭痛に悩んでいる方、御家族やお友達が頭痛持ちの方、是非この先をお読み下さい!

片側が痛いのが片頭痛(偏頭痛)と思っている方、いらっしゃいませんか?実はそうではないんです。
片頭痛というはどんなイメージかというと、
「痛くて寝込んでしまう頭痛」、「痛くて何もできなくなる頭痛」
「身体を動かすと悪くなる頭痛」、「吐く頭痛」
ということになりましょう。

「ええっ? 片側が痛い頭痛じゃないの?」とおっしゃる方もいらっしゃるはず。違うんですよ。片側が痛い頭痛が全部片頭痛ではありませんし、また、片頭痛の3分の1は両側が痛いといわれています。さらに片頭痛では、光がまぶしく感じたり音がうるさく感じたりすることもよくあります。
片頭痛は女性に圧倒的に多いんですが、男性にもいらっしゃいます。また、どちらかといいますと月経がある年齢の女性に多くなっています。
片頭痛にはどうしたらいいんでしょう? 患者様によっては「家に帰って寝る」「吐いて寝れば治る」とおっしゃる方もおられます。まあ、確かにその通りなんですが、それでは辛いですね。
いいお薬が出ていますから、是非一度いらして下さい。片頭痛の「発作」を効果的に治療する薬がいろいろありますから。また、片頭痛が頻繁に起きてしまい困っておられる方には、片頭痛が起きないように「予防する薬」もあります。予防の薬は毎日飲むことになります。興味のある方は是非!
片頭痛よりももっと多いのが「緊張型頭痛」です。別にその人が緊張しているとか、そんなことではありません。言葉のあやと思って下さい。軽い頭痛、締め付けられる頭痛は、これです。このような頭痛が毎日のようにあって悩んでいる方も是非私のところへ!
よい予防薬があります。これを毎日寝る前に飲むと、以下のような効果が服用する人の7割ぐらいに見られます。

(ア)頭痛が少なくなる
(イ)頭痛が軽くなる
(ウ)朝から痛いことが少なくなる
(エ)夜中に頭痛で目覚めることが少なくなる。

ワタシ、両方の頭痛に当てはまるワ、という方もおいででしょう。それもよくあることなのです。頭痛薬を毎日のように飲んでおられる方も多いはずです。そんな方にも上記の「予防の薬」はかなりよく効きます!
予防の薬を服用することによって普段の頭痛薬の量が減らせます。 「頭やみ」は悩ましいもの。今まで医療機関で診てもらって、CTスキャン(コンピュータ処理断層撮影)かMRI(核磁気共鳴画像診断装置)を取って「なんともないよ」といわれて終わりだった方。
是非一度松前病院にいらしてお話しをお聞かせ下さい。
お待ちしております。

院長 木村 眞司
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