医療コラム

あそこがかゆい

町広報「まつまえ」21年12月号掲載

えー、寒くなってきましたね! 冬支度はもうお済みですか? 私は仕事に追われ、畑の後片付けもできずに悶々とした日々を送っています。

さて、お下(しも)のことって、男性も女性もなかなか相談しにくいですよね。みなさんどうしておられますか?

木村「ってことで、ヒガシヤマさん、調子いいようなのでお薬出しておきますね!」
ヒガシヤマ「先生、ありがとうございました! あの、もうひとつ、しゃべっていいですか?」
木村「どうぞどうぞ、『何でも科』ですから借金と恋愛の相談以外は何でもご相談に乗りますよ!」
ヒガシヤマ「あの、あの、あの・・・。やっぱりワシ、相談できねぇ。」
木村「?? ヒガシヤマさんらしくないですよ。恋わずらいですか?」
ヒガシヤマ「恋わずらいだらいいども、こったらこと恥んずかしくていわれねぇ・・・。先生、あの、あそご、あそごのことなんだ。ほれ、すその。」
木村「すそ? すそって着物の裾のことですか?」
ヒガシヤマ「今の言葉だば、おまん・・・。やっぱり恥んずかしい(赤面)。」
木村「おまん?? ひょっとして『女性自身』のことですか?」
ヒガシヤマ「そうだ。」
木村「あそこがいかがなさったんですか?」
ヒガシヤマ「あそごがかいくてかいくて(かゆくてかゆくて)。とおし(四六時中)かいくて困ってまる。」
木村「なあんだ。そんなことですか。ちょっと拝見しましょうか。」
ヒガシヤマ「(青ざめて)センセ、わしのあそご、見るんだが? センセ、やっぱりこの話しはねがったことにしてけれ。」
木村「わかりましたわかりました。ホントは見ないでお薬を出すのはいけないことなんですけど、いい薬をお出ししておきますね! 多分それはあそこに酵母菌が生えたんだと思いますよ。よくあることなんですよ!」
ヒガシヤマ「(ほっとして)あー、先生に聞いていがった。あそごに酵母菌が生えたんだか。カビが生えたんでねくていがったわ。他にも酵母菌生えた母さん方いるすけ、先生のとこさ来るよういっとくすけ。」
木村「・・・・」

というわけで、大切な部分にカンジダという酵母菌が生えることがあります。
カンジダは我々人間の腸の中にいる酵母菌なんですが、陰部やおしりの周りに出てきたりすることもあるんです。
悪い病気ではないんですけど、赤くただれたりかゆかったりして困りますよね。良い薬がありますからご相談下さいね(さし薬や塗り薬です)。

ではまた!

院長 木村 眞司
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